この人生を生きてゆく

実体験から、自分の幸せを探求し続けます。

最愛のパートナーとして

出会いは中学生3年生の頃。

クラスが一緒だった。

 

当時の中学生の男女なんて、

そんなに誰とでも気さくに話すなんて雰囲気はなく、

今でいうスクールカースト?の同じ階級の中で、

無意識にそれぞれが関係を持っていたのかも知れない。

 

僕は、今思うと、超意識高い系男子だったので、

こちらから積極的に不特定多数の女子に話しかける事はなかった。

 

だから彼女と会話した記憶は、ほとんどない。

正直印象もあんまりなかった。

 

当時彼女は僕のことを「なんか変わってて嫌な奴」って思ってたらしいけど。

 

そして10余年が過ぎ、帰ってきた地元で再会することになる。

 

きっかけは、これまた同級生の女友達に僕がアプローチして、

今度2対2で良いから食事しようよと誘ったら、そこに同席したのが彼女だった。

 

僕は当時その女友達を狙っていたから、

(その好きだった女友達についても、いつか書くかも知れない)

彼女に対しては、面白い子だな、くらいの印象だったけど、

結局その女友達とはご縁がなくなった時に、

ふとあの子とご飯でも行ってみるかという気になり、

狙うって気もなく、軽く誘ったつもりだったんだけど、

いざ行ってみたら、

 

めちゃくちゃ楽しくて、笑えて、自然体でいれる自分がいて、

とっても心地良かったのを今でも覚えている。

こういう人と家庭を築けたら、きっと幸せなんだろうなって思った。

 

そう。

その彼女こそが、今の僕の奥様だ。

 

恋愛相手と結婚相手は違うよなんていう話も周囲から聞いてはいたけど、

僕たちは普通に恋に落ち、しっかり愛し合って、結婚することができた。

結婚式も、友人たちが皆同級生同士だから、同窓会みたいで賑やかで楽しかった。

これって、もしかしたら、当たり前の様で、実は幸運なことなのかも知れない。

 

結婚してから間も無く10年。

本当にあっという間だった。

 

2人の愛する子供に恵まれ、

彼女はもうすっかり「お母さん」になってはしまったけれど、

今も友達みたいに仲良く笑いながら暮らせている。

 

もちろん色々なことがあるし、これからもあると思うけれど、

生涯のパートナーとして、あの頃の気持ちを忘れずに、

これからも彼女と人生を共に歩んでいきたい。

 

こうして振り返ることで彼女への感謝の念が静かに湧いてくる。

 

いつも本当にありがとう。

そして、心から愛しています。