夏らしい1日
ようやく梅雨が過ぎ、夏本番の今日は、
息子と近所のプールへ行ってきた。
波のプールの波打ち際で、
目を閉じて、ハワイのワイキキビーチを思い浮かべ、
理想のバカンスを妄想する。
日本の喧騒から離れ、全てを忘れ、
乾いた風と波の音に身を委ねる至福の時間。
今、俺は、夏のど真ん中にいる。
そんなひとときだった。
まぁハワイの海には程遠いが、
見慣れたこの景色も悪くない。
20年前からほぼ変わっていない景色。
のびきった天ぷらそばの味。
やたら監視員の目が厳しい波のプール。
アップテンポオンリーセレクトの暑苦しいJ -POP。
水着が摩擦で破れる制御不能の滑り台。
自分が子供の頃に楽しんでいた場所で、
今、大人になった自分が、息子と遊んでる。
これって、
昔思い描いていた夢の1つだったって思い出す。
そして息子にも言う。
『これのどこが夢なの?もっと大きな夢にすれば』
って息子に笑われる。
気付いていないだけで、
叶っている夢に囲まれて『今』がある様に思えてくる。
物事は捉え方次第。
『ない』より『ある』方だけに目を向けて、
残りの人生は生きていこう。
もう楽しいことしか考えなくていいや。